新しいリアル 伊東豊雄

神奈川県立近代美術館葉山別館は、初めて行った。近そうだし行きたいなぁと思っていたら、後輩の子が誘ってくれて、ラッキーだった。後輩たち5人と、車ぎゅうぎゅうづめで行きました。入り口から、しゅぱーんって、なんだか宇宙ステーションみたいな感じだった。
伊東豊雄は、コルビュジエ展の講演会のときに来てて、すっごい適当なお話してた人だったから、あー他の人なんてどうでもよいのね、と思ってしまう人だったのを思い出した。
建築やってる後輩の解説をところどころ聞きながら、ふむふむと模型を観察。環境を吟味して、その場所にあったものというよりは、やりたいことをやるっていう人みたい。
どれもこれも、かくかくしてなくて、ぐるぐるだったり、細胞のようだったり、遊具のような子どもの遊び場のような楽しいところだったり、申し訳ありませんってのを「申し分け」って書いていたちょっとしたメモ書きを見つけてしまうと、東大卒の世界的な建築家っていっても、かわいらしい人柄が表れているようだった。皆川さんに近いかもしれないと思った。トッズの木とかね。
ただ、この人のはすっごい計算しつくした上で生まれてきたデザインであるってことで、また違うかなと思う。
それでもすべてではないにしても、ちょっとした要素を服にまで落とし込むと面白いことができそうって思った。
多摩美の図書館うらやましい。