日本の新進作家vol.6 スティル/アライヴ

去年のは、染谷さんが出展してて行ってみたけど、今回は、すっごい人が少ないなぁ。
しかも作品も少ない。唯一お金を払ってまで観たものだっただけど、去年よりもぜんぜん収穫がなかったように思う。
入った瞬間始まる、伊瀬聖子の作品。でっかいスクリーン前と、右と2ヶ所で速さを変えた映像を流している作品。
こういうのって、どうやって観るのが一番適しているのか、よく分からない。
両方をいっぺんに観ようと思うと、ちょうど部屋の角が中心になってしまって、映像が途切れる場所になってしまう。
片方を観ながら、横目で観ることもできるけど、どっちが主かってのも、曖昧だから、どうしたらよいのか。
いっそのこと、角をなくすか、四角い箱型でなくて、まあるくするとか、見せ方に工夫して欲しい。せっかくなのに。
あとは、最後の田中功起は、最近どこにでも登場する人気者。
今回は、ビール工場の風景を延々と流すってもの。
意外に面白かった。ただただ瓶ビールが箱詰めされてくのを観るだけなのだけど、物凄い数の瓶が1ミリのくるいもなく性格にきちんと動いていく様子はすごい。
規則正しすぎて、面白い。この規則正しいリスム感は、とても好きです。
それだけ。