アートは心のためにある:UBSアートコレクションより @森美術館

平日の森美はよいです。チケット売り場に列がないというのは、とてもよいです。春休みということで、平日昼間に来れたわけであるけど、久しぶりに友達と行ってしまって、気にしなくてはいけないというのは、思ったよりも煩わしいものかもしれないと思った。体験型とか、話しながら見るものは一人で行く方がはずかしかったりもするけど、今回みたいに殆どが平面の作品を、じっくり見ていくってのは相手を気にしながら見ていくのは大変だった。見てるようで、よく分からなかったし。その中でも、リヒターの作品は好きだなと思った。ワンダーサイトでのちょっとだけのしか見たことがなくって、こんな大きな絵画だったのにびっくりした。すごくきれい。絵画にしかできないものをっていうのをがんばっているようなのだけど、絵を描くこのに対して意味を持たなくてないけないのかもしれないと焦った。今の世の中、コンセプト重視で、sfcとかそうだし、ただ意味もなく描いてるということは、実は描いていないかもしれない。ただの落書き。落描き。どんな作品を作るにしても、どうしてこうしたかったのか、とか、なんで作ったか、何を表現したかったなんてほとんど考えたことはない。ただ手が目が足が動くままに動物のようにしてできあがってしまっている。出来上がったともいえないかもしれない。終わらせた。
iTuneの音がパソコンから離れたところから聞こえてきた。