崖の上のポニョ

ポニョ観に行ってきました。テレビがないせいか、ポニョの唄も、情報も何にも入れないで行くことになった。すごい行列になっているのではないかと思って急いでいったけど、ぜんぜんそうでもなく、席は空いていた。夏休みなので、ちっちゃい子とその両親たち、他にはおばちゃん(おばあちゃん?)たちグループぐらいで、真ん中世代はほとんど見当たらないのでは。そんな感じで始まり、内容もそんな感じだった。ジブリ作品は、主人公の年齢が対象年齢に近いと思うのだけど、今回の主人公の宗介くんは5歳なので、5歳の子が観るのが丁度よい。期待以上の映像と音楽ではあるのだけど、お話の内容と展開は少しもの足りないような。しょっぱなが一番よい。ナウシカの不思議な生物と植物が大好きなのだけど、それを連想させるような海バージョンが始まりそうで、どきどきしてしまった。そうではなかったけれど。当時小学生くらいだった弟は、ジブリ作品が大好きで、もののけ姫を3回くらい観に行っていた。お母さんも千尋は2回は観てた。そんなリピーターがこれまでは多くいたように思うけど、今回はそれが少ないように感じる。今はDVDもすぐに発売されてしまうし、映画は高いから少し待って借りればいいやという学生たちも多くいるはず。だから次は券が安くなる50代の夫婦とか、シニア向けのアニメなんていかがでしょう?