スキン+ボーンズ-1980年代以降の建築とファッション(2回目)

どうしても行きたいっていうから、ねいちんを連れて、最終日に駆け込んだ。欲しいって言ってたけど、案の定図録は売り切れ。あれは安いし、持っておきたいものだからね。今度見せたげる約束したけど、たぶん忘れて見ないだろうなぁ。時間ないから、ねいちんに解説しながらほんとぱーっとぱーっと観た。この前ちゃんと観れなかったところを重点的に観たのだけど、ジュンヤワタナベの2000-01awドレス《ソワレ》または《テクノ・クチュール》コレクションは映像ほぼ全部観た。すごくよかった。蜂の巣、アコーディオンプリーツから考えたみたいなのだけど、あれくらいふわふわで身体を取り囲んで、まんまるにしてしまうなんて、わたあめ職人か!味も食感も舌触りも、量も様々。お客から文句くるよ。着ていてもなにも感じないくらい軽いんだろうなと思う。次で行った、コルビュジエが、建築は人間に思いやりをもって、考え抜いて作らないといけないって言ってたけど、建築も衣服も人間を取り囲む空間ってので同じで、それはやっぱり一番身近なものである衣服もそう言えるんじゃないかと思った。人を思いやった衣服ってのはとても大切だと感じた。その服を着ることで、自動車がよってたかって追突してくるような危険なものであってはいけないし、薄いとかでどっかにひっかけてすぐに破けてしまったり、のびのびにのびちゃって着心地悪いとか、そんなのは守れてないし。それを思うと、この作品は、あのふわふわに守られてるから、エアバックみたいに、何かが衝突してきても、ポイーンって跳ね返しちゃえるくらいに強い!衝撃吸収!しかも軽くて宙に浮いちゃう!宇宙まで!さようなら。