小言3

パリの美術館はほとんどが写真が可。フラッシュはもちろんだめだけど、どこへ行っても、パシャパシャ写真を撮る人たちがたくさん。日本でも写真ブームで、一眼デジカメを持った若者がそこらじゅうにいるけど、こっちでもそう。日本にずっといた私としては、美術作品を写真で撮るという感覚があまりなく、そんなに撮ってどうするんだと思ってしまうことも。もちろん、資料として使う人もいるだろうけど。ロダン美術館で、大理石の作品に手を置いて、ポーズとって写真を撮ってもらっている非常識な夫婦がいたのには、もう憤慨だよ。手垢がつくだろがー!!アジア人です。日本人ではなくて、ちょっとほっとした(ハンドバッグに付いてたツアーのタグで分かった)。そういえば、建築センターのマルジェラの作品は写真がいけなかったんだけど、いけないと言われてからも撮り続けるアジア人!そして、作品観ている私を写真に入るからどけ!とまで言ってくるのだ。おいおい。気分が落ち込むよ。